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執事ミフネの突撃レポート TOP > VOL.2キャプテン・ジェット&ローズ・エクスタシー 編

皆様、ご機嫌麗しゅうございます。 執事ミフネでございます。
2月の「おとバン54」では私も執事という立場を忘れて、ついハメを外してしまい反省しております。でもあの盛り上がりを経験してしまうと…またやってしまうでしょう…
さて、私の突撃インタビューを通して、謎多きGKBの素顔を根掘り葉掘り探るこの企画でございますが、前回のロドリゲス様へのインタビューでは朝まで酒を浴びせられ大変な目に遭いました。改めて(いろいろな意味で)スケールの大きさを痛感した次第でございます。

[Vol.2] キャプテン・ジェット&ローズ・エクスタシー 編

メンバーの素顔に迫る突撃レポート!
今回はベースのキャプテン・ジェット様とドラムのローズ・エクスタシー様に突撃したいと思います。
という事で、呼び出された横浜・みなとみらいに保存・展示中の
「帆船日本丸」に到着しました。
しかし、待ち合わせ時間は夜の1時・・・
なぜこんな遅くに?
でも船で待ち合わせなんて粋ですね。景色も素晴らしい!
次回はぜひともご婦人と二人っきりで来てみたいものです。
ムフフフ・・・

執事ミフネ) 船の中にあるカフェでお二人を発見しました!
でもジェット様、何でヒソヒソ声なんでしょう? 今日はインタビューよろしくお願いいたします。

ローズ・エクスタシー) ヨロシク!

キャプテン・ジェット) おい!なにニヤニヤしてたんだ?
どうせ女の事でも考えていたんだろう・・・ウソをつくと斬るぞ。

ミ) いえいえ、とんでもございません!・・・いやその通りでございます(泣)

ロ) やっぱりそうか。お前も男だな。いつも堅苦しそうにしてるから安心したぜ。

ミ) (照)・・・・・。早速ですが、今回はなぜ船の上なんですか?

キ) 俺は船乗りだからな。船の上が一番落ち着くんだ。まあ一番興奮するのはライブのステージだがな。

ロ) 俺はなんかわからんがキャプテンに呼ばれたから来た。
普段は自家用ジェットで移動するが、たまには船もなかなか静かでいいもんだな。

ミ) なるほど。しかし、今の時間は立入禁止なのではないのでしょうか?

キ) なんてことはない。守衛は眠らせたから心配はない。ミフネもだれにも止められなかっただろう?。

ミ) あ、は、はい、あははは!そうだったんですね!
(・・・眠らせたっ!?やっぱりこの人ヤバい!!インタビュー早く切り上げよう・・・)
あれ?キャプテンジェット様、どちらへ行かれるのですか?

キ) ちょっと偵察だ。俺に構うな。

ミ) あ、はい。承知いたしました。
(これからインタビューなのにどっかに行っちゃたよ。気まぐれな人だな・・・・)
ではまずローズ・エクスタシー様に質問です。GKBに加入されたきっかけはなんだったのでしょうか?

ロ) 常に命を狙われている俺は個人的なことは秘密にしているのだが・・・

ミ) あ、いやでもファンの方々も興味のあるところでして・・・

ロ) そういうことなら話は別だ。俺が一番大切にしているのはファンのみんなだからな。

M) さすが、ローズ様!

ロ) 俺はロックが好きだ。全世界のあらゆる時代のロックを聴きまくった。
もっとも一番好きなのは美しい女性だが・・・
だから時々素敵なご婦人の心の隙間を埋めたりして、自由気ままな生活を送っている。

ミ) あ!ジゴロですね!?

ロ) まぁ、好きに呼べばイイさ。
去年のことになるが・・・ある日、
兄貴が組織の内部抗争に巻き込まれて殺された。
俺の婚約者も行方が分からない状態だ。もう忘れたい事だけどな・・・。

ミ) ・・・・・・・・(組織!?)

ロ) ま、とにかく俺にも危険が迫ったので国外に脱出した。
目指したのは日本さ。世界で一番Coolな島だからな。そして女性が美しい!
日本に到着してすぐに念願だった「ゴマキ」のコンサートを観るため、横浜アリーナへ向かった。
そして新横浜まで来たのはよかったんだがなぜか会場を間違えて「ベルズ」に来てしまったんだ。
そこで
偶然GKBのライブを観たんだ。

ミ) え!「ゴマキ」ですか!?(ぷぷぷ、全然似合わない!)

ロ) GKBのライブは衝撃的だった。全身に戦慄が走ったのを今でもハッキリと覚えている。
ライブの後、ロドリゲスと話しをしたんだ。俺は自分の生い立ちをすべて話した。
たいていのヤツは驚いて俺と係わらないようにしようとするんだが・・・
ロドリゲスは驚くどころか「お前はラッキーだ」と高笑いしやがった。ふざけているのかと思った。
ところが話を聞くと、どうやら
GKBは訳アリのメンバーばかりが集まっていると言うじゃないか。
そしてロドリゲスはこう言ったんだ。
「ローズ、お前が来ることは予感していた。そしておまえはこれからまばゆいばかりのスポットライトを浴びるだろう。光は暗闇を抜けてきた者だけに差すものだ」と。
俺は久しぶりに暖かい言葉を聞いた気がしてな。
今まで心につかえていたものが一気に宇宙の果てまで吹っ飛んだようだった。

ミ) ・・・(泣)

キ) おい、お前泣いてるのか?誰に泣かされた?そいつを斬ってやる!!

ミ) あ、キャプテン様、お帰りなさいませ。想定外にいい話に展開したのでちょっと感動してしまっただけです。(ホントにこの人、ハチャメチャだな・・・)失礼しました。どうぞお続け下さいませ。

ロ) しかも俺達は音楽に対する考え方も意気投合し、その場でロドリゲスからバンドへ誘われたんだ。
ちょうどその時、GKBはドラマーのクラッシャーマシンが西へ旅立たなければならないってんで解散の危機だったしな。

ミ) ・・・解散!そんな事があったんですか・・・

ロ) おまけにベースの戦闘要員Cも戦場に戻り、2ndギターのブラックサンダー三世も西へ旅立ってしまった。
だから新たなGKBを一緒にスタートさせようという事になったんだ。

ミ) おぉ!それでGKBのメンバーになられた。これは”運命”ですね!!

ロ) そういうことだ。
そういえば新横浜で迷って道を尋ねた
緑色の老人が「これが”運命”じゃよ・・・」とつぶやいていたな。
で、間違った場所を教えられたんだがな。
(注:この緑色の老人とは?・・・いずれ明かされます)

ミ) なるほど、そんな感動秘話があったなんて初めて聞きました。ローズ様ありがとうございました。
それではキャプテン様にお伺いしたいと思います。

キ) 5分だな。

ミ) は?・・・・インタビューが5分間という事ですか?

キ) いや、この船を頂戴する為に必要な時間だ。下見してきて分かった。5分で離岸できる。

ミ) mjdsk!・・・・・そ、それはまずい んじゃないでしょうか???
(今日はこの船を盗むことが目的だったんだ!!)

キ) しかしさすがに日本を代表する船だけあって基本構造がしっかりしている。
これで武装改造を施せば完璧だ。な、ローズ?

ロ) 親父のシンジケートのことか・・・お前は今は親父の上客だろ?おれはもう組織には関わらないぜ。

キ) そうだな。親父さんにはずいぶんよくしてもらっている。今のローズは本当に争いを好まないんだな。

ミ) あーーー、あーーー私は聞いていない〜〜〜なーんにもし〜らなーーーい、と・・・

キ) さぁ、ミフネ、インタビューして良いぞ。

ミ) あ、はい。(こわい〜〜〜もう早く帰りたいよ〜、プリンス様!助けてください!)
では、キャプテン様はなぜGKBに加入される事になったのでしょうか?

キ) あぁ、面倒くさいがファンのみんなの為に話すとするか。
みんな知っていると思うが俺は海賊だ。言っておくがそこら辺にいる下等な海賊ではないからな。

ミ) (そこら辺に海賊なんていないと思うけど・・・。)

キ) 俺の率いる一味は最強だった。どこにも敵がいない。海賊ってもんは敵がいないと退屈なんだ。
そんなとき遊び半分でハリウッド映画に出た。俺の自伝であるその
3部作は世界中で大ヒットしたらしいな。
しかし監督が俺の役をジョニーなんとかってやつに勝手に差し替えやがったから
痛い目に遭わせてオサラバさ。
そしてたまたま出会った
緑色の老人に「伝説の国ジパングにはたくさんの美女がおる」と聞いて旅立ったんだ。

ミ) それで船で日本へ?

キ) その通り。ブラックパール号はご存じの通りバルボッサに持って行かれてしまったので、しょうがなく乗ってきた撮影用の急ごしらえの船はもうボロボロさ。まぁたった今、新しい船の目処はついた。

ミ) そういえば、軽く「監督を痛い目に遭わせた」とおっしゃいましたが、まさか例の剣で・・・

キ) それが奴の”運命”だったって事だな。不運なヤツよ。

ミ) ・・・・・・・・(この人は怒らせちゃいけない)

キ) で日本で偶然ローズと久しぶりに再会したんだよ!奴とは前に闇ルートで武器弾薬を取引していた間柄さ。

ロ) それはもうずいぶん昔のことだろ。

キ) おぉ、すまんすまん。ここはカットしてくれ。カットし忘れたらミフネ、お前をカットするからな。

ミ) ひぃっ!

キ) そして、ローズからロドリゲスという男がヤバい奴らばかり集めてバンドをやるって聞いたんだ。
俺は妙にそのバンドの事が気になって、ロドリゲスに会いに行ったんだ。そいつはとても純粋な男だった。
そしてGKBとはどんなバンドなのか詳しく俺に説明した。正直驚いたね。
コレは面白いぞと。
でも、敵の多い彼らにとって無防備なライブ中は非常に命がけなんだよな。
なぜそんなリスクを背負ってまでライブをやるんだ?と訊くと、
「それがGKBの使命だ」というんだ。
訳が分からないだろ!?
「求められる限り俺たちはそれをやる必要がある。力を貸してくれ。」と。
俺は今まで自分勝手な奴らばかり見てきた。自分の利益しか考えない奴らだ。
人間はそういうモノだと思っていたが・・・
この男はそうじゃないと知った時に、俺はGKBのメンバーになると心に誓ったんだ。

ミ) ・・・(涙)

ロ) なんだ、ミフネ。また感動して泣いているのか?

ミ) あ、いえ、コンタクトレンズがズレて しまいまして・・・イテテテ・・・

キ) 斬る!!!!!

ミ) うひゃ〜、申し訳ありません!!!

<サイレンの音>

ロ) なんか 赤い光 が近づいてくるぞ!

キ) しまった!つい話し込んでしまった!

ロ) 何かヤバそうだから俺はやっぱり自分のジェットで帰るよ。じゃあな!!

ミ) あぁ、ローズ様が行ってしまいました!

キ) ミフネ、すぐに船を出すぞ!

ミ) え!?本当に奪うつもりですか!?

キ) よし、帆を張れぇ〜!

ミ) って、キャプテン様、船が動いても この先どうなっているか調べてます?

キ) その先は大いなる海原だぁ〜!

ミ) あの・・・日本丸の周りは桟橋で囲われていて 外へは出られないんですけど・・・

キ) それを早く言え〜!   じゃあ、山下公園の 氷川丸に変更だぁ〜!!

ミ) あの・・・氷川丸はもう エンジン付いてません・・・

キ) 斬る!!

ミ) 助けて〜〜〜

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