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執事ミフネの突撃レポート TOP > VOL.1ロドリゲス☆KEN 編

皆様、ご機嫌麗しゅうございます。 執事ミフネでございます。
お仕えするプリンス様のお供としてGKBにご一緒させていただいておりますが、最近はなぜか執事の私も声をかけられることが多くなり、ちょっとうれしい今日この頃でございます。
さて、この個性豊かな面々がそろったGKBでございますが、プリンス陛下以外のメンバーについて、どんな方なのか実は私もよく知らないのであります。
そこで、ここはひとつ私が突撃インタビューをおこない、この謎多きGKBの素顔を根掘り葉掘り探ってみたいと思います。

[Vol.1] ロドリゲス☆KEN 編

第1回目はフロントマンであるロドリゲス☆KEN様です。
街はずれの酒場でバーボンをラッパ飲みしているところを突撃インタビューしてみました。

(ミフネ)お疲れ様です。ロドリゲス様。(うわっ、空いた酒瓶がごろごろ)

(ロドリゲス)お疲れ、ミフネ!今夜もゴキゲンだぜ!!

あ、はい。よろしくお願いいたします。(酒癖悪くないといいけど・・・)
では早速、多くのファンの方が気になっている事ですが、ロドリゲス様はどこの国の人なんですか?

そんな事、知ってどうするんだ?どうでもいいじゃないか!・・・まあでも、あえて言うなら「銀河人」だ。それは揺るがない事実だ。生まれた星、国や人種、宗教、性別、年齢なんかで我々をカテゴライズするなんて馬鹿げているし意味のないことだ。

確かにその通りでございます。愚問でしたね。

で、執事ミフネはどこの国の人なの?

えー!?自分は気になってるじゃないですか!!

うそ、うそ、ジョーク、ジョーク、Me,アメリカ人だからアメリカンジョーク!Yeah!

えーー!アメリカ人?結局自分からしゃべってるじゃん!!)
で、では気を取り直して・・・GKBのステージはとても迫力があって楽しいエンターテイメントだという、大変ありがたい評判をよく聞きます。それは意識してそのようにされているのでしょうか?

ん、いい質問だ。

(ホッ、やっとインタビューらしくなってきた)

まず根本的な考えとして、GKBはライブをとても特別で運命的な時間だと思っている。宇宙が150億年前に誕生し今後も存在し続ける。それに比べたら人間の一生などまばたきより短いものだ。そう考えるとGKBのライブで一緒に時間を過ごす人達はまさに運命的な出会いなんだ。それはオーディエンス、スタッフ同士であってもね。だからGKBにとってライブはとてもスペシャルな時間なんだ。その素晴らしい出会いにふさわしいライブをやることを常に考えている。

なるほど、そういう事だったんですか!

ライブというのは、CDを聴くのとも、2次元のスクリーンを観る映画ともまったく違うものだ。再現性がないんだ。

は?再現性がないというのはどういうことでしょうか?

ライブの前にはさまざまな演出を計画し、そのイメージに基づきリハーサルを行う。しかし実際にライブが始まるとオーディエンスの反応やメンバーのその時の心境で、予想外の事が起きる。良い意味でも悪い意味でも。だから毎回ステージは絶対に違う結果になるんだ。しかもそれはその場にいた人しかその感動を体験出来ないものなんだ。つまりオーディエンスがGKBのライブを作ってくれているんだ。それにはいつも心から感謝しているよ。オーディエンスを無視して毎回同じことを繰り返すだけなんて俺たちにはできない。最終的には本能的に反応する体に全てを委ねているのさ。

お客様もGKBの一部だという事ですか!?

Yes, Exactly!!! その通りだ。だからライブに来てくれる人は思う存分、感情を開放して欲しい!
でもキミは執事なんだから冷静でいて欲しい。

あ・・・・はぃ、心得ております・・・

ついでにライブでいつもより俺が荒々しい時は、何か嫌な事があったときだと思って見逃して欲しい。

あっ!あのときのライブは女にフラれた後だったってことですか!!??

・・・・・後でキミに話がある。

ぅぁ、・・・・・・・・・・・も、申し訳ございません。
で、ではいよいよGKBのメンバーについて色々お伺いしたいのですが。

それについては実は俺も良く知らないことが多いんだ。細かい事は直接インタビューしてくれ。でもあまり深追いすると危険だぞ。特にキャプテン・ジェットは不機嫌になるとサーベルで人を斬るらしいぞ。ダーク・エマニュエルはイケメンの血を吸うし。ミフネは・・・吸われそうもないかな。ま、とにかく気を付けることだ。

・・・・・・で、ではまずメンバー構成についてですが、なぜこのような多種多様なメンバーが集まったのでしょうか?

確かにGKBのメンバーには統一性がない。俺は1977年代のサンディエゴからタイムスリップして来てしまったし、国を追われた元王族、吸血鬼の血を引く者、カリブ海の荒くれ者、命を狙われた南米ジゴロ、幽閉から解かれた魔女などバラバラだ。しかも執事がいるバンドなんて世界中探してもGKBだけだ。

本当に統一性がないですね・・・

しかしそれこそが真実なのだよ。物事のすべては複雑な要素が組み合わさって存在している。物質にしろ現象にしろ、二つとしてまったく同じモノなどこの世には存在しない。すなわちメンバー構成に統一性を求めようとする事は宇宙の法則に反するんだ。

なんだか難しい話になってきましたね・・・(この人ずっと飲み続けてるのに酔っぱらってない?)

簡単に言うとGKBは人類の縮図でもある。この世の森羅万象を具現化させたものだ。だから見た目も思考もバラバラである事の方が自然なんだ。しかし考えてみてくれ。そんなバラバラな者達が一つのモノを作り上げている事って素晴らしいと思わないか!?ひとりひとりが違う事、それぞれの役割を果たしているんだ。一人でも欠けたらそれは、GKBではない。代役なんていない。この世の誰もがそれぞれの存在価値を持っているということだ。

なんだか、哲学的な話になりましたね・・・少し疲れてしまいました。(怖かったし・・・)
でも
ロドリゲス様はとても熱い方でした。
メンバーそれぞれについてはまた改めて個別にインタビューしたいと思います。次回をお楽しみに!

それじゃあミフネ、朝までつきあってくれるよな?まずは1本グッといってくれ!

ひゃあ〜

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